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砂糖ってなんだろう
"It tastes so good. It tastes like lemonade."
(これおいしいよー。レモネードの味がする!)


昨日のpixy stixを食べた息子が、夢心地で語っていた。それほど好きなようだ。そして、

"I can have only one in a day. Then I have to wait for a few days."
(でも一日一つだよね。一回食べたら何日か食べないんだよね。)


と、健気なことも言っていた。これだったら問題ない、と思いきや、

"This is tasty salt."
(これっておいしい塩だよね)


と突拍子もないことを言い出した。砂糖、砂糖と話題にしている割には、砂糖も塩も、よく分かっていないのだ。そして、実は僕も分かっていない。

このままではいけないので、まずは砂糖について一緒に調べてみることにした。

人類がサトウキビ(sugar cane)の存在に気がついたのは、紀元前20,000年頃、太平洋諸島でのことであった。しかし、そこから砂糖を抽出できるようになるには、紀元前500年頃のインドを待たなければならなかった。

インドで開発された砂糖は、徐々に中東まで広まっていった。そして、1,000年以上の時を経て、十字軍がヨーロッパに持ち帰ることになる。当時はスパイスの一種として扱われていたらしい。

砂糖の製法は、ある意味想像通りだ。サトウキビを挽いて砂糖の原液を絞り出す。それを熱して回して、砂糖の結晶を作る。そして、精製工場にて、サラサラの砂糖に作り直す、というものだ。

ただし、サトウキビだけが砂糖の原料なのではない。1700年頃に、ドイツの科学者がテンサイ(sugar beet)による砂糖精製を開発して以来、テンサイを原料とした砂糖も同じように生産されている。ただし、テンサイは挽くのではなく、お湯に溶かして原液を抽出する。

以上が砂糖の概略だ。なかなか興味深いが、はっきり言って幼稚園児とってはどうでもいいことだ。

さぞかし息子は退屈しただろう、と思いきや、サトウキビという植物に大興奮の模様。砂糖は植物から作られている、という事実が、それ以外のことをかき消すほどの衝撃だったようだ。

サトウキビの写真を見せたのが悪かったようで、今日はそれっぽい植物を見るたびに、

"Is that a sugar cane? Can we try that?"
(あれはサトウキビ? 食べれる?)

と、しくこく聞いてくるようになってしまった。

彼には、まだ栽培とか気候に関する知識がない。普段の生活ではサトウキビは見かけないことを理解させるのは難しそうだ。

しばらくは彼の期待を裏切り続けなければならない。


PS.

世間ではすっかり悪者の砂糖だが、砂糖業界では以下のような反論を展開している。

1. 砂糖のとりすぎがADHD(注意欠陥/多動障害)やbehavior problem(行動障害)につながるという科学的証明はない。
2. 果物や野菜の中の砂糖と、精製された砂糖とでは、成分的な違いはない。
3. 低炭水化物ダイエットが効率的である、という医学的根拠はない。
4. 白砂糖には漂白剤は全く使われていない。Brown sugar(赤砂糖?)との成分的な違いはない。
5. 砂糖が虫歯につながるわけではない。食べ物がどれだけ歯に残るかどうかの問題だ。

参考:sugar.com (カナダの砂糖協会) sugar.org (アメリカの砂糖協会)

眉唾物だが、親としてどれだけ砂糖を抑制するべきなのか、分からなくなったかもしれない。

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テーマ:おやつ - ジャンル:育児

5歳の科学 | 20:23:34 | Trackback(0) | Comments(5)
みんな、どうやって寝るの?
"Do crows sleep?"
(カラスって寝るの?)


幼稚園からの帰り道、カラスの群を見ながら息子が聞いてきた。

動物なんだから寝るに決まっている。人間と同じことだと説明すると、

"Do they fly while sleeping?"
(寝てるときも飛んでいるの?)


と聞いてきた。彼の中では、カラスがどこかに止まって眠っている姿が想像できなかったのだろう。疑問に思う気持ちは良く分かる。

が、僕だってカラスが寝ている姿なんて見たことがない。あくまでも自分の常識を適用して、どこかで眠るに違いないと思っているに過ぎない。分かった気になっているだけで、僕の知識も5歳児と大差ないのだ。それどころか、疑問に思わない分劣っているのかもしれない。

そんなことを考えている僕を無視して、息子は質問を続ける。

"How about dragonflies? Ladybugs?"
(トンボはどうするの?テントウムシは?)


そんなことは知らない。昆虫の生態なんて、知らないのだ。トンボが昆虫かどうかだって怪しいのだ。

僕が答えられないのがおもしろかったのか、息子はさらに質問を考え出してきた。

"Does electricity sleep?"
(電気は眠るの?)


これは電力会社の宣伝をそのまま使えばいい。電力は24時間眠らないのだ。

そして最後に、
"How about cars?"
(じゃあ、自動車は?)

と聞いていた。しかし、これは自分で答を用意してあったようで、僕の答を待たずに、

"Cars never get tired. But they sleep when you turn off the engine."
(クルマは疲れるってことがないんだよ。でもね、エンジンを切ったら、眠るんだよ)

と説明してくれた。なるほど。

たわいない質問と類推だが、このように疑問に思い、それを推理していくのは見あげたものだ。

僕も見習っていきたいと思った。


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5歳の科学 | 18:12:09 | Trackback(0) | Comments(0)
トランス脂肪酸(trans fat)
先週から息子が熱望していたポテトチップスを購入した。本人がスーパーで吟味した挙げ句、プリングルスのホワイトチェダー味なるものを選択した。

pkg

食べてみると、非常に人工的な味だが癖になるうまさがある、といった感じだった。僕の感想はともかく、息子も感激しながら食べていた。ただし、幸か不幸か、味が濃いため、すぐに飽きてしまったようだ。

食後、嬉しそうにパッケージを眺めていて、こんなもの見つけてしまった。
pringles


0% TRANS FAT!

彼の読解能力と知識をフル適用して、

fat(脂肪) = 身体に良くない、 これは脂肪0%だ、 ならばこれはヘルシーだ!

となってしまった。予想外の展開に、大喜びの様子の息子。ポテトチップスは実はヘルシーだったのだ。

食品メーカーのマーケティングにだまされてしまっている。

最近、トランス脂肪酸(trans fat)の循環器系への悪影響がよく話題にされている。確かにアメリカでは心臓関係の病気が多いので、話題にすべき内容だ。しかし、この食品メーカーがこぞってトランス脂肪酸なしを宣伝に使うのはどうしたものだろうか。トランス脂肪酸がなければ、まるで健康食品であるかのような扱いだ。

だまされる消費者が悪いといえばそれまでだが、彼らに倫理というものはないのだろうか。

などと、ここで食品メーカーを糾弾しても何も始まらない。とりあえずの主役は息子だ。この機会を利用して、

- 特定のものが入っていないだけではヘルシーとは言えないこと
- 宣伝は商品の良いことだけを語ること


を息子に説明してみた。ポテトチップスひとつが、科学学習と社会学習の素材になれば、素晴らしいじゃないか。

しかし、彼は完全にうわの空であった。念願のポテトチップスは脂肪無しのおまけつきだった!という発見に夢中で、それ以外は耳に入ってこないようだった。

まあ、トランス脂肪酸を摂取しなかっただけでも良かったのかもしれない。

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5歳の科学 | 16:45:25 | Trackback(1) | Comments(0)
You are a lucky person
5歳児は、言語と一緒に概念も習得している。そのため、哲学的な質問もしてくる。数日前も、

"What is lucky?"
(ラッキーってどういうこと?)


と聞いてきた。立派な父親なら、君のような息子を持つことだ、とでも気のきいた(寒い)言葉を残すのだろうが、瞬間的にそんなことは思いつかない。

とりあえず、いろんなことがうまくいくことだよ、と差障りのない回答を用意しておいた。感動はなくても、息子は納得してくれたようだった。

ここ数日で消化できたのか、それとも幼稚園で何か習ったのか、今日になって息子がラッキーという言葉を使ってきた。

"You are a lucky man."
(パパはラッキーな人だよ)


"Because you will get a treat. I will make one for you."
(日曜日におやつをもらうからだよ。ぼくが作るよ)


確かに、息子におやつを作ってもらえるなんて、ラッキーな父親なのかもしれない。しかし、それは彼の意図する意味ではないだろう。そこで、ラッキーという言葉の意味を聞いてみた。

"Get something great."
(いいものをゲットすることだよ)

なるほど。単純に

好運=何かもらえる


ということなんだろうが、妙に本質をいい当てているように見える。我々の世界って、実は子どもが考えるように単純なものなのかもしれない。


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5歳の科学 | 17:47:21 | Trackback(0) | Comments(0)
化学(chemistry)の壁
科学の本をぱらぱらめくりながら、息子が化学(chemistry)の勉強をしたいと言ってきた。

画像が面白ろく、興味を持つのは理解出来るが、5歳児に分かるような題材なのだろうか。

しかし、ここで興味の芽を摘んではいけない。成果に大きな疑問を感じながらも、小学生向けの教材を使って、教えてみることにした。

導入部分からいきなりつまづいた。化学は物質(matter)に注目する、物質を細かく見ていくと分子(molecule)になる、ということから始まっている。大人は当たり前だと思っているが、それは文献や実験を通じて理解しただけで、毎日の生活を通して実感したことなど一度もないのだ。身近な事象と関連づけて説明することなんて出来ない。

ここで幼児教育のプロなら、うまい話を引き出してくるんだろうが、僕のような素人が対応出来る範囲は逸脱している。

誤魔化そうとしても、息子の興味は全く衰退しない。そして、用語だけは覚えていく。

このままでは妙な知識だけが身について、逆効果になりかねない、と思い、一つ実験をすることにした。化学反応(chemical reaction)の例として、マシュマロを焼いた時の変化が挙げられていた(いかにもアメリカだ)ので、それを真似して、パンをトーストして見せた。

随分乱暴な例だが、それでも首尾よく、焦げた部分と焼けていない部分は、いかにも違う物質に見えた。手触り、匂い等、すべて異なっているのだ。当然、トースト前は均一だったので、確実に変化はしている。

息子はこれで大感動だ。まあ、細かいことはいい、知識もいい、こうやって好奇心だけ育ってくれればいい、と一件落着かと思いきや、トーストから崩れるパンくずを見た息子が、

"Hey, look at these pieces. They are molecules!"
(見てよ、パンのかけら。分子だよ!!)

と、大発見気分に浸っていた。

残念ながら大失敗に終ったようだ。取り返しのつかないことになる前に、幼稚園児用の化学教材を探してこよう。

5歳の科学 | 20:32:52 | Trackback(0) | Comments(4)
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