スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


スポンサー広告 | --:--:--
四次元落とし物
幼稚園で、息子のジャケットがなくなった。といっても、5歳児の管理能力からすると、特別なことではない。彼が洋服を無くしたのも一度や二度ではない。

ただ、いつもだったら、数日後には見つかるのだが、今回は一週間たっても出てこない。毎日注意していても、全く出てくる気配がない。

半ば諦め気味に、幼稚園の事務所に立ち寄ってみた。事務所の片隅にある、"Lost + Found"(遺失物)と書かれたカラーボックスが最後の望みだ。

このような制度があるものの、大抵の落とし物は直接届けられる。そのため、このLost + Foundに行き着くのは、ゴミと落とし物の境界線上に位置するようなものばかりだ。つまり、あまり期待は出来ないのである。

二人で箱の中を探ってみたが、やはりジャケットは見つからなかった。息子はしばらく泣きそうな顔をしていたが、どうせ小さくなってきていたから、ということで納得してくれた。

その帰り、

"Are there other lost and found's somewhere?"
(ほかにも落とし物取扱所ってあるの?)


と聞いてきた。幼稚園以外にもあるのか、ということらしい。とりあえず、空港や駅、さらにはショッピングセンターなど、人の多く集まるところには大体あるものだ、と説明した。

すると、納得できなさそうに、怪訝な顔をした。

"Then how can we try all of them?"
(じゃあ、どうやって全部探すの?)

なんのために全部探す必要があるのだろうか?

話を聞いてみると、世の中のLost + Foundはつながっていて、落とし物はどこに現れるかわからない、と考えたようだった。幼稚園のLost + Foundになかった彼のジャケットは、この地上のどこかのLost + Foundに紛れ込んでしまった、ということのようだ。

残念ながら、落とし物のネットワークなど、この世には存在しないのだ。

でも、僕もそんなことを考えていたことがあるような気がする。もしかしたら、彼のジャケットはどこかの空港の落とし物取扱所で眠っているのかもしれない。

---
にほんブログ村 子育てブログへランキングクリック、よろしくお願いします
スポンサーサイト


未分類 | 16:42:55 | Trackback(0) | Comments(1)
コメント
ゴルフスクールを探すなら
ゴルフスクールの検索サイト。東京、大阪、名古屋、埼玉、札幌などゴルフスクールに関する各種情報をお届けしています。 http://facial.stuartmembery.com/
2008-12-10 水 04:21:09 | URL | [編集]
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。