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化学(chemistry)の壁
科学の本をぱらぱらめくりながら、息子が化学(chemistry)の勉強をしたいと言ってきた。

画像が面白ろく、興味を持つのは理解出来るが、5歳児に分かるような題材なのだろうか。

しかし、ここで興味の芽を摘んではいけない。成果に大きな疑問を感じながらも、小学生向けの教材を使って、教えてみることにした。

導入部分からいきなりつまづいた。化学は物質(matter)に注目する、物質を細かく見ていくと分子(molecule)になる、ということから始まっている。大人は当たり前だと思っているが、それは文献や実験を通じて理解しただけで、毎日の生活を通して実感したことなど一度もないのだ。身近な事象と関連づけて説明することなんて出来ない。

ここで幼児教育のプロなら、うまい話を引き出してくるんだろうが、僕のような素人が対応出来る範囲は逸脱している。

誤魔化そうとしても、息子の興味は全く衰退しない。そして、用語だけは覚えていく。

このままでは妙な知識だけが身について、逆効果になりかねない、と思い、一つ実験をすることにした。化学反応(chemical reaction)の例として、マシュマロを焼いた時の変化が挙げられていた(いかにもアメリカだ)ので、それを真似して、パンをトーストして見せた。

随分乱暴な例だが、それでも首尾よく、焦げた部分と焼けていない部分は、いかにも違う物質に見えた。手触り、匂い等、すべて異なっているのだ。当然、トースト前は均一だったので、確実に変化はしている。

息子はこれで大感動だ。まあ、細かいことはいい、知識もいい、こうやって好奇心だけ育ってくれればいい、と一件落着かと思いきや、トーストから崩れるパンくずを見た息子が、

"Hey, look at these pieces. They are molecules!"
(見てよ、パンのかけら。分子だよ!!)

と、大発見気分に浸っていた。

残念ながら大失敗に終ったようだ。取り返しのつかないことになる前に、幼稚園児用の化学教材を探してこよう。
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5歳の科学 | 20:32:52 | Trackback(0) | Comments(4)
コメント
化学の先生
初めまして。
私の兄は大学生と大学院生に化学を教えています。
残念ながら、幼児教育は考えていません。
2005-09-11 日 21:07:27 | URL | 日出島哲雄 [編集]
うわぁー、息子君、いっぱしの科学者ですね!
将来が楽しみです。

昨日日本のニュース番組で(ご覧になったかしら?)韓国の7歳の
男の子が最年少で(そりゃそうだ)大学入学資格を得たとか。
アインシュタインの相対性理論がおもしろい(7歳で!)って言ってましたよ。

まぁそれは極端な例として、学問でもなんでもおもしろい!と思って
自主的に学んでいくと吸収も早いと思います。
息子君のこういう気持ちを持続できるよういい本が見つかるといいですね。
2005-09-11 日 22:53:52 | URL | ちゃーち [編集]

日出島哲雄さん

はじめまして。コメントありがとうございます。

お兄様に教えていただくには、あと15年くらい待たないといけないと
いうことですね。

そういった専門教育を受けるまで興味が持続してくれたらいいんですが、
どうでしょうね。
2005-09-13 火 16:33:49 | URL | hop [編集]
ちゃーちさん、

コメントありがとうございます。

本人はすっかり科学者気取りなんですよ。きっかけがある度に、
これは科学だ、僕が理解する、みたいなことを口走ります。

人前だと結構恥ずかしいものがあるんですが、興味があるのは悪い
ことじゃないので、出来る限りおだてるようにしています。

この好奇心は持続させてあげたいですよね。天才少年にはならずに
(韓国の男の子のニュースは知りませんでした。情報感謝です!)
勘違い小僧になるだけかもしれませんがv-11

そして、大人としても、いろいろなことを不思議に思う気持ちを忘
れちゃいけないんでしょうね。ありきたりの話ですが、子どもから
逆に学んでいくことなんだと思います^^;
2005-09-13 火 16:34:30 | URL | hop [編集]
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