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5歳の科学 第1回: 地球のつくり
地球の断面図は、奇妙なインパクトがある。表面の青と内部の赤とのコントラストが目を引くのかもしれない。息子が最初に選んだ項目は、地学(earth science)であった。

今回教えたこと:

1. 地球(earth)は、ちょうどゆで卵(hard-boiled egg)のような作りになっている。外側の薄い殻(地殻、crust)と、中間の流動部(マントル、mantle)、そして中心部(地核、core)から構成されている。

2. とはいっても、それぞれは想像を絶するくらい大きい。地殻の幅は32km、マントルの幅は3000kmもある。

3. 地球の内部は熱い!地殻の部分は、5000度にも達する。

4. マントルの上部(マグマ、magma)はやわらかく、溶岩状(melted rock)になっている。

大人にとっては、退屈なことかもしれないが、子どもにとっては衝撃的な事実の連続なのだ。


彼が理解したこと:

1. 地球を掘り下げていくと、見たこともない物体を見ることが出来る。
2. 地球の中は、熱い。
3. 海とか山とかいった構造とは独立に、地殻という表面が存在する。
4. 全てはとりあえず大きい。

そう、幼稚園のグラウンドと砂場を越えた世界があるのだ。興味を魅かれないはずがない。

当然、全く想像出来ないこともいくつかある。


彼が理解できないこと:

1. 地殻の32kmという距離。地殻の名前が悪いのか(crust=パンの耳でもある)、息子は非常に薄いものを想像したようだ。

2. 温度が5000度というものが想像できない。僕だって出来ない。そして、火傷の経験がない息子には、熱さの感覚自体がない。

3. 32kmが理解できなければ、3000kmは想像の範囲を超えている。まだ誰も地核に行った人間などいないし、人類には行き着く術もない。(じゃあ、何で絵が描けるのだ、ということも分からない)

4. 数学の能力の問題だが、大きさ、距離の比較がうまく出来ない。教え方の問題かもしれない。

このあたりが限界なのかもしれない。


そして、彼の質問と僕の苦しい回答:

Q: 地核が卵の黄身みたいなものなら、食べられるのか?
A: 大きすぎて食べられない。

Q: マントルに行くには、シャベルを使えばいいのか。
A: 息子32000人分の高さがあるので、それでは無理だ。

Q: じゃあはしごを使えばいいのか?
A: はしごは数人分の高さしかないでしょう。

Q: 今ここでジャンプしたら、マグマは動く?(といってジャンプした)
A: ここは家の中だから、動いたとしても家が動いているだけ。外でジャンプしたら、どれだけ強いのかが分かると思う。

Q: なら、壁を押したら?(といって壁を押した)
A: もっと大きい力じゃないとだめかな。


所感

自分たちの足元には、こんなスケールの大きなものが横たわっているのだ。考え出すと、不思議が次々に湧き出てくる。僕らいつから全く気にしなくなってしまったんだろうか。

息子には、地球の大きさを身をもって分かってもらいたい。今回はそこまで到達しなかったが、大きさが実感できたら、さらに好奇心が刺激されることだろう。しかし、本当に理解するには、最低限の数学の知識が必要な気がする(昔の人々が大きさを理解できなかったように)。

息子は、日本とアメリカの間を何度も往復しているので、そのための時間は身体で分かっている。それを拠り所に話を進めようとしたが、失敗に終わった。彼によると、飛行機は最も遅い乗り物だそうだ。
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5歳の科学 | 17:37:36 | Trackback(0) | Comments(0)
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